本の要約ブログ

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「5分で要点を掴む」まんがでわかるニーチェの要約

こんにちは、しのです。
       
フリードリヒ・ニーチェ曰く
「なぜ生きるか」を知っている者は、ほとんど、あらゆる
「いかに生きるか」に耐えるのだ。
”自分の感じたまま生きろ”

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本日は”まんがでわかる ニーチェ”を紹介したいと思います。
 
目次

1.ニーチェとは

ギリシア哲学やショーペンハウアーなど影響を受け、鋭い批評眼で西洋文明を革新的に解釈した。
実存主義の先駆者、または生の哲学の哲学者とされる。
 

2.重要なものは、大きく、重要ではないものは小さく見える

人は自分の視点から物事を見ているため、人ごとに
重要なものは、大きく、重要ではないものは小さく見えるという差異が生じます。
例えば、日本で理解されることが、外国では理解されない場合は、生活、歴史、習慣などの、重要性が違うからです。
 
☆情報の優先順位を決めていつのは「人」
「大きく扱う」「小さく扱う」は誰かの解釈で決まる。
 

3.同情は自分の価値を高めるための手段

同情は自分と対等と認めている相手、あるいは自分よりも格段に上だと感じる相手に対しては芽生えない感情だからだそうです。
同情の相手は必ず、自分よりも弱く見える人です。
人は同情することで相手よりの上に立ち、自分の力の強さを実感し、何かを有用なことをしてやれると、ひそかな快感を覚えるそうです。
 
☆悩みや苦しみの克服は、その人個人の戦い。
容易に手を貸すのではなくて、ただ寄り添い、一時の憩いとなる。
 

4.ニヒリズム

ニヒリズムを簡単に言えば、「既存の価値を否定すること」を言います。
例えば、あなたが勤勉や裕福など、他人がすでに価値づけたもの、伝統や因習のように続いてきた時間の長さによって価値づけられているように見えるものを、安易に「価値がある」と感じ、しばしば意味があるものとして扱っているなどです。
 
☆自分の好きなものを理解し、自分にとって価値がある人生を歩む
 

5.ルサンチマン

ルサンチマンとは、一般的には怨恨や復讐感情と意味です。
ニーチェは、ルサンチマンを「強者に対して弱者が持つ怨念や復讐感情」と新しく使いました。
ここでの、強弱とは、生きているバイタリティを指します。
つまり、ルサンチマンとは、”相手を凌駕できない無力さ、しつこい嫉妬などから芽生えて来る”
もし自分に特有の力があり、その点で誰をも敵とみなすことがないならば、ルサンチマンは生まれないです。
 
☆自分自身に集中して、バイタリティに溢れる人生にする こと
 

6.自分自身と人生をすべて愛そう

自分自身の過去の良い人生と悪い人生を受け入れることでしか、新しい自分は生まれないです。
つまり、人生の発展途上で起きることはすべて必然であり、すべてを受け入れることが
必要であります。
なぜなら、それが人間の人生だからです。こうして「すべて価値がない」
ニヒリズムの世界が、すべてか価値がある世界に裏返ります。
 
☆人生の出来事をすべて肯定し、愛しつつ、前向きに生きるしかないです。
 

7.まとめ

☆情報の優先順位を決めていつのは「人」
「大きく扱う」「小さく扱う」は誰かの解釈で決まる。
☆悩みや苦しみの克服は、その人個人の戦い。
 容易に手を貸すのではなくて、ただ寄り添い、一時の憩いとなる。
☆自分の好きなものを理解し、自分にとって価値がある人生を歩む
☆自分自身に集中して、バイタリティ溢れる人生にすること
☆人生の出来事をすべて肯定し、愛しつつ、前向きに生きるしかないです。
 
少しでも皆様の参考になれば幸いです。以上です。